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Breeding Poison 292017-05-27 Sat 06:00
この時間はみんな食事を取りにケータリングコーナーへ行っている。
僕は誰もいないステージ下へと向かった。 あるものを取りに2040年へ戻るためだ 戻る時は辺りに人がいないのを確認して移動装置を使えるが、 再びこちらに来るときは、ここに誰もいないという確証がない。 僕は通信装置でミヤコさんを呼び出した。 「今から2014年にあるものを取りに行きます。ついでに確認してきたいことがあるので、戻ってくるのは2時間後になります。」 そう言って僕は時計を見た。時間は14時30分。 「帰りは16時30分頃ね。」 「その時間に人がいない場所はどこですか?」 「・・・・・・」 ミヤコは少し考えて答えた 「ここのシャワールームね」 京セラドームはもともと野球場だ。試合を終えた選手のために広いシャワールームが用意されている。そこをライブの時に使うのは出演者のみ。 「念のため女性用のシャワールームに戻ってきて。そこなら私も入れる」 そうか・・・女性用を使うのはLINAさんとRIKAさんだけだ。 「ユンミン君、何か手掛かりが掴めたの?」 「いえ、確証はありません・・・ただ、僕の予想が当たっていれば・・・」 「何?」 「いえ・・・外れていることを祈ります」 そう言って移動装置のスイッチを入れようとした瞬間、僕の通信装置のアラームが鳴り響いた。 発信者はミルさんだ 「ユンミン君、大変よっ!マリさんとヨンス君が倒れた!」 ![]() にほんブログ村 スポンサーサイト
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