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ホミン小説

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Breeding Poison 16

やはり、大切な何かだった

「実は、5人の東方神起復活の企画が持ち上がっている」
先生の言葉に、俺は驚愕した。その話は去年終わったんじゃないのか?

「先生・・・それは・・・」
「うむ、君が思うように去年我社がきっぱりと断ったために実現しなかった。しかし、今回は状況が変わってしまっってな・・・」

先生は、今回の企画が現在直面している韓国の経済危機の救済の事、向こうが既に承諾している事、事務所の抱えている訴訟の事等等を話した。

「勿論事務所が抱えている訴訟は君達になんら関係の無い事だ」

そこまで言うと、会長の代わりにヨンミン代表が口を開いた
「それだけじゃない。君達の人前結婚式の音源が洩れたんだよ」

俺の身体に衝撃が走った。そして、体中の血が逆流しているかのような感覚に襲われた。

「会社として認めた事だ。もし公になったとしても、我々は君達を全面的に守る意思はある。ただね・・・」
スマン先生は、兵役を前に同性愛者としてのレッテルを貼られた僕達に入隊後どんな事が起きるかを説明した

俺はいい・・・俺は自分の身は守れる・・・
でも、あいつは・・・・チャンミナは・・・

頭では、5人復活はありえないと思っていたのに、心が邪魔をし始める・・・

「こんな重大な事を、君達に任せるのは酷だと重々承知している。ただ、君達に直接関わってくる事だ。君達が良いと思う方を選んでくれればいい」
会長の顔は苦痛に歪んでいた。
「ユノ君、もし君達が断っても会社は全力で君達を守る。それだけは信じてくれ」

「いつまでに答えを出せば良いのですか?」
頭が真っ白になっていくのを感じながら、必死で冷静になろうとする俺

「実はプロモーターの代理人には、返事を待たせている状態だ。ツアー開始前にこの話があって、せめて折り返しのドームまでは待ってくれと頼んだ。その件は了承したが、返事は大阪城ホールの公演翌日と言われている」

そんな・・・あと4日・・・

しかも2日間は公演中じゃないか

「それ以上は待てないと?」
「音源が公開される事もありえる・・・」
「Noでも、返事をしなくても?」
「そうだな・・・」

重苦しい空気が会長室を包んで行く

「わかりました・・・29日中に先生へお返事いたします」
「すまん・・・たがこれだけは信じてくれ。我々SMTは、本当に君達を守る意思はある」
消沈した表情の中、最後の一言だけは俺の目をまっすぐ見つめて話す先生の姿に、俺は黙って頷くと会長室を後にした


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