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Time Patroller ユンミン REINCARNATION 前編2017-06-03 Sat 07:50
時々、ふっと知らない曲のフレーズを口ずさむ事がある…
それは、一曲だけじゃない 無意識に、次から次へとメロディーが出てくる そして、それに合わせてステップを踏む僕 親父達がアーティストをしてるから、きっと ライブか何かで歌った曲なんだろうな… いつしか、僕にも刷り込まれていたってワケか… 小さい頃から、ずっと二人のライブDVDを見てたし、2014年にミッションで警備を担当して以来、東方神起のライブを見る為タイムスリップを繰り返していた僕 数え切れないくらいのライブを見たんだから、知らず知らずのうちに、覚えた曲もあるんだろうな… でも、最近良く口ずさむ曲… 東方神起のオリジナルじゃない… ライブでは、オリジナル以外は殆ど歌わないんだけど… 何かのイベントで歌った曲なのかな… 「ユンミ~ン」 階下から僕を呼ぶ声が聞こえた 「食事の準備、手伝ってぇ」 僕は階段を下り、父さんの声がするキッチンへ向かった 「あれ?また、何かの記念日?」 そこには、いつもより豪華なメニューが並んでいた 「記念日ってわけじゃ無いけどね…」 父さんは大きな瞳をキラキラさせて、皿に乗せたフォークとナイフを僕に渡した 僕は、それぞれの定位置に渡された食器を置いた 二人にとっての記念日 僕の知らない記念日も山ほどあるけど こうやって、父さんが豪華なメニューにするときは、記念日のなかでも特別な意味を持つ日だ やがて、シャワーを済ませた親父が、濡れた髪を拭きながらダイニングに現れた 「おっ!うまそう!」 子供の様に料理に手を伸ばす親父に、父さんの声が飛ぶ 「つまみ食いはダメです!」 「だって、美味しそうだもん」 「ったく!子供みたいに…ユンミンの方がお行儀がいいですよ!」 え? 僕を引き合いに出す? 「それに…」 父さんはカレンダーを指差した 「あっ…」 カレンダーの日付を見て、何か感慨深い表情を見せる親父 そして、それを見てコクリと頷く父さん 僕はカレンダーの日付に目をやった 今日は 3月27日… スポンサーサイト
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