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ホミン小説

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Breeding Poison 52

俺達のVCRが流れている間
急いで着替えて次の曲「Why」のスタンバイをする

「チャンミナ、スタミナ大丈夫かっ?」
「大丈夫ですよユノ。今日は大暴れするって言ったでしょ?」
ニッコリと微笑みながら答えるチャンミナ

次の曲は俺達にとっても、ペンにとっても思い入れが強い曲だ。
この曲を歌う度に、いつも初心に帰ったような気がする・・・・・

いつ戻って来れるかわからない中、ずっと待ち続けてくれた皆の為にも
この曲だけはツアーの曲から外せないと心に決めていた。

「よし!行くぜっ!」




真っ暗なステージの中 
俺の姿がライトに浮かび上がりイントロが流れる

チョン・ユノっ!  
チョン・ユノっ!  
チョン・ユノっ!
ペンたちの心の叫びにも似た声援が聞こえる

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シム・チャンミンっ!  
シム・チャンミンっ!  
シム・チャンミンっ!
あいつにライトが当たる中、俺が近寄る

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激しい爆音と共に上がる炎の中
俺たちは、炎にも負けない位の熱い思いを胸に滾らせ向かい合った

「チャンミナ、ガンガンに行くぜっ!」
「準備は出来てる、ユノっ!」
言葉にこそ出さないが、俺たちは繋いだ手の中にお互いの思いを感じていた

溢れんばかりの思いを曲にぶつける
ペン達の掛け声も一糸乱れず、会場内のボルテージはMAXとなる
歌いながら俺は見える限り多くのペンたちの顔を見た

真っ赤に染まるドームの中に浮かび上がる一人一人の顔
この思い・・・・・伝わってる・・・・
ありがとう・・・みんな・・・・・
ありがとう・・・・・・



そして曲は Easy Mindへ

ここからはドームならではのトロッコの演出だ
ステージにいる時はアリーナ席までが精一杯だが、トロッコでアリーナを移動するとスタンド席のペンたちとも触れ合える。
みんな、本当に幸せな顔をしてくれてる。
そんなみんなの顔を見てると、俺まで幸せな気持ちになるよ・・・・・

やがてトロッコが規定の位置で止まった
俺はまず、アリーナのペン達に向かい歌う。
時折見せる愛嬌にペン達が大喜びしてくれる。
ますます調子に乗って、愛嬌を振る。
ふふ・・・・こんな俺の変顔でもみんな喜んでくれるんだな・・・・

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今度はスタンドの方を向いた
「ユノぉ!」「ユノぉっ!」
ぺん達の耳をつんざくほどの声援がこだまする
出来るだけ多くのペンに笑顔を届けようとスタンド下段から視線を移していた時

「あっ!?」

「ユノぉ~っ!」と叫ぶペンが、しきりにペンライトでうちわを指している

あれは・・・大阪城ホールでも見たよ
俺が毎日持ち歩いている手帳をモチーフにしたうちわ

オレンジ色だから直ぐに気づいたよ
また来てくれたんだね・・・

俺は嬉しくなって思わずニッコリと笑った
そして、両手で指差ししたんだ
ちゃんと気づいたよって・・・

ひとりひとりが本当に俺たちを愛してくれてる
そんな気持ちが直に伝わってくるから、ライブはやめられないんだ・・・・
再び動き出したトロッコの上で、曲は「We are!」に変わる
これ以上無いくらいの熱気と興奮に包まれながら、俺達は本ステに戻った

そしてHUMANOIDS
ペン達の掛け声も絶頂を迎え、会場が一つになる
アンコールを除けば、これが最後のダンスナンバー
「さあ、もっと、もっと盛り上がっていくぜっ!」

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俺のリードでペン達が手にしたライトが上がる
「ハッ! ハッ! ハッ! ハッ! ハッ!」

掛け声に合わせて大きく掲げられるペンライト
この曲も今日で最後だ
さあ、思いっきり声を上げてくれ!思いっきりライトを掲げてくれ!
思いの全てをぶつけてくれっ!

興奮の渦が冷めやらぬまま、曲は終わり最後のVCRが始まった




VCR  4回目


今まさに世界は終焉の時を迎えようとしていた

人々は恐れおののき、寄り添いながら来るべきその時を待つしか術はなかった
誰もが諦め、希望という光も見えない
人々は覚悟を決め始めた

その時

一人の精霊の胸にキラリと光る物が・・・
胸に手をやると、そこには金色に光る1枚の葉
それは精霊の胸元からフワリと離れると、目指すべき場所があるかのように真っ直ぐに進み始めた

それに続くように、たくさんの金色の葉が同じ方向に向かい飛び始める
金色の葉たちが向かった先・・・
それは、今にも命の灯が消え様としている冷たく輝く木だった

そして奇跡は起こったのです

枯れ果てていた木は、まるで金色の葉を水と栄養にするかのごとく
たくさんの葉を付け蘇ったのでした・・・



TREE OF LIFE

白い衣装に命の木が描かれた衣装に身を包み現れた二人

それは精霊ではなく、木そのもの
ともすれば枯れてしまうかもしれない危機を、ひたすら待ち続けたペンたちの愛と応援で回避し、再び芽吹き、その芽吹いた若葉がやがて新たに加わったペン達の愛と応援で幹を伸ばし、大地には新たな根を張り大木へと育って行った

そう、今の東方神起はTREE OF LIFEそのもの

そしてその「おおきな木」は惜しみない愛と、夢と、明日への希望をペン達に与え続ける・・・

ステージに立つ両親は、もはやただのエンターティナーでは無かった
そこにあるものは、息子の僕でさえも嫉妬を覚えるほどの厚い信頼関係
これが、貴方達が大切にしてきたペンとの絆なんだね・・・

壮大に、でも優しく愛に溢れた声で歌い上げる「TREE OF LIFE」
揺らめくペンライトの中
今までで歩んできた道を示すかの様に
ゆっくりゆっくり歩調を合わせ、本ステへと戻って行く二人

そして、会場全体を慈しむよう眺めた後、静かに舞台を去っていった・・・


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