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ホミン小説

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Breeding Poison 39

6月21日 11時 京セラドーム

「おはようございます」
入院中のマリさん以外のタイムポリス達と初めて顔を合わせた僕は、ここに来る前にユンミナが急な任務で韓国に帰らなければいけない事をSAMさんに告げ、ユンミナの代わりとして、このツアーに潜り込む頃が出来た。

「チソンさん・・・・?」
マリさん以外のタイムポリス達が集まる中、僕は挨拶をした
「皆さん、初めまして。ユンミンの友人、チソンです。今日は16時からライブ開始です。皆さんはいつもと変わりなく、ツアースタッフとしてそれぞれの仕事をこなしてください。私も、ユンミンの代理として警備に当たります」
「ユンミン君は・・・?夕べ戻らなかったの?」
「大丈夫。きっとあいつは、何らかの手がかりを得て、僕たちに連絡を取るチャンスを伺っているんです」
おそらくは敵に拉致された可能性が高いが、今は不安を煽るだけと思い、僕はそう答えた。





6月21日  12時  大阪某所

「はい。体力は問題ありません。チャンミンの方はユノが説得してくれたおかげでカロリー補給の点滴は受けてます」

ジングの電話に、状況を伝える手下

「13時のフライトでそちらへ向かう。ユノ君は考えを決めてくれたかね?」
「話の流れでは、どうやら彼もサインをしそうです」
「そうか・・・。急いで戻る」






「君・・・ユンミン君に水を飲ませてくれないか?」
親父の言葉に、手下の男は僕の口に貼られたテープを外した
緊張のあまりカラカラに乾いた口に、少量ずつミネラルウォーターが注ぎ込まれる
何回かに分けて僕はミネラルウォーターの水を飲み干した。

どうやら見張りの男は一人らしく、僕に水を飲ませると、今度は父さんがいる部屋へと出て行った。

「ユンミナ・・・」
親父が話しかけてきた
「こんなことに巻き込んでしまってごめんな」
「ユノさん・・・」
「でも、もうすぐ解放されるから・・・奴が戻ってきたらすぐに・・・・」
「まさか・・・ユノさん・・・」
親父は悲しそうな瞳で僕を見つめて笑った

「もうそれしか方法は残っていないから・・・」

僕に涙を見せまいと、ぐっと唇を噛み締め、天井を睨む親父

本当に・・・本当に・・・・サインをしてしまうのか・・・





6月21日 13時 京セラドーム

チソンは再度5人のタイムポリスを集めて今日の指示を出した

「皆さんはいつも通りにそれぞれの仕事をこなしてください。くれぐれもアンドロイドに、我々が正体を知っていることを悟られないようにお願いします」
「偽物とわかって、真剣にメイクなんてできひんわ」
「私たちの仕事は、来てくれた多くのファン達に、東方神起の最高の姿を見せる事。気持ちはわかるけど、ファンの気持ちを裏切ることはできないわ・・・」
「偽物って時点で、もうファンを裏切ってるやん!」
「じゃあ、どうしろって言うの?いい加減な仕事で、もっとファンの気持ちを裏切るつもり?」

「やめて!」
ミルとサナエの言い争いにナツキが割って入った。
「今は喧嘩してる場合じゃない!」
「そうね・・・今はチソンさんの言う通り、自分に出来る最高の仕事をするだけだわ」
ニャゴもみんなを見つめて言った

「もし、ライブ中にユンミンから連絡があったり、何か進展があった場合は、持ち場を離れても怪しまれないニャゴさんとナツキさんに出動をお願いします。ヘアメイクのお二人と、スタイリストのミヤコさんは、そのままスタッフとしてここにいてください。」
「わかった。その時は・・・ナツキ、ニャゴ頼むわな」
サナエの言葉に頷く二人

「さ、そろそろ自分の持ち場に戻ってください」
チソンの言葉に、タイムポリス達はそれぞれの部署へと帰って行った。

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