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ホミン小説

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Breeding Poison 34

2014年 6月19日 京セラドーム

アンコール曲がWe are!に変わった頃、僕はこちらの世界へ戻った。

急いでミヤコさんを探し結果を聞く

「ユンミン君、出たわよ。皮脂からのタンパク質反応」
「えっ?いや・・・そんなはずは・・・」

もしも二人が・・・ステージにいる二人がアンドロイドなら皮脂からはタンパク質が検出されないはずだ
本物なのか・・・?あそこで歌っている東方神起は・・・
いや、精工に出来ている人工皮膚の可能性もある

「ミヤコさん、二人の毛髪は?」
「ここに準備できているわ」
僕は二人の毛髪を受け取り、まず、2040年から持ってきた親父と父さんの毛髪を簡易のDNA鑑定キットの中に入れた。

キットが二人の毛髪からDNAを読み取る。
例え精巧な人工皮膚で僕たちの目をくらますことが出来ても、DNA鑑定では不一致の結果が出るはずだ。

程なく、本物の親父達のDNAのデータ収集が完了した。
次はあそこに居る二人番だ。
僕はミヤコさんから受け取った毛髪をキットに入れた。

キットが次々にデータを読み取っている・・・
これで、真実がわかるはずだ
あそこにいるユノとチャンミンが本物かどうかが・・・

通常なら5分ほどで終了する鑑定がとてつもなく長く感じる

まだか・・・?早く・・・早くしてくれ・・・




「ピーーーーーッ!」
突然のアラーム音に、僕は急いでキットを見た。そこに表示されていたのは・・・


この素材は、人工的に作られた可能性があります。DNAのデータを読み取ることが出来ませんでした


「どういうこと?」
ミヤコさんが僕に尋ねた。
「ミヤコさん、みんなを呼んでください。早くっ!」

僕の予感は的中した。
父さんと親父は既に、どこかに拉致されている。

どこなんだ・・・何時からなんだ・・・

ずっと傍に居たはずなのに、自分の親がすり替わっていた事に気がつかないなんて・・・
それだけじゃない。ヨンスさんとマリさんも奴らの手にかけてしまった・・・

そして、もう一つ。

僕の心に大きくのしかかってきたのは、東方神起のパフォーマンスを楽しみに見に来てくれたファン達の前にいるのが、偽物だという事実。

東方神起が心から大切にしているファンたちを欺くことになってしまった・・・・
ごめん・・・親父。ごめん・・・父さん。

そして、ここにいる東方神起ファンのみんな・・・



「ユンミン君!」
ニャゴ、サナエ、ミルの3人が駆けつけた
「どういうことなの!?」
「あそこに居る二人は・・・アンドロイドです・・・」



僕は行方が掴めなかったアンドロイドが、東方神起としてステージに立っていることを説明した。

「そんな・・・」
呆然とするタイムポリス達。
「どうするの?ユノ君とチャンミン君は今どこに?」
「わかりません・・・」

ステージ上の二人がアンドロイドだったと言う事実
今はそれしか手がかりがない・・・

「あの二人を捕まえて吐かせる?」
「だめよ。そんなことしたら騒ぎになる。この時代にアンドロイドがいて、しかも東方神起としてライブをやってるって事が公になれば、それこそ歴史が変わってしまうかもしれない」
「今は気づかんふりするしか無いわな」


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